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Acronis True Image 2017: Acronis Notary のトラブルシューティング

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Acronis Notary は、Acronis True Image 2017 New Generation バージョンでご利用いただけます。

Acronis Notary はあらゆるデータオブジェクトおよびストリームのタイムスタンプまたはフィンガープリントを行う際に用いられる共通ソリューションです。ブロックチェーンテクノロジーに基づいています。バックアップの後、Acronis True Image 2017 New Generation はファイルのハッシュコードを算出し、Acronis Notary サービスに送信します。ハッシュコードとは、ハッシュ関数によって生成される固定サイズのユニークな番号です。このコードはあるデータセット(例えば、バックアップファイル等)を数学的に定義します。バックアップファイルのどの変更でもハッシュコードの変更に繋がります。Acronis Notary はファイルのハッシュコードを受け取り、1つの新しいハッシュコードを生成し、Ethereum ブロックチェーンベースのデータベースに送信します。Ethereum の詳細な説明は、https://www.ethereum.org/をご参照ください。 

公証された各ファイルに公証証書が付きます。この公証証書は、このファイルがブロックチェーンテクノロジーによって保護されていることを証明する書類です。証書に記されている情報(ファイルに関する一般情報と技術的詳細)を使って、ファイルの真正性を手動で検証できます。 

証書ファイルが作成されていない場合、この手順に従ってください:

  1. 対象のファイルに電子署名が付いているかどうか確認します。電子署名が付いているファイルが公証から外されます。
    1. ファイルを右クリックします。
    2. [電子署名] に移動します。
    3. 電子署名が付いているファイルは公証されません。
  2. notary.acronis.com が利用可能かどうかチェックします。そのために、Webブラウザで notary.acronis.comを開くか、以下の説明に従ってping コマンドを実行してください:
    1. コマンドプロンプトを開きます([スタート] を押して検索を開き、cmdと入力し、Enter キーを押します)。
    2. このコマンドを実行します:
      ping notary.acronis.com

    以下のエラーメッセージが表示された場合、ネットワークの問題が発生しているか、メンテナンス作業などでAcronis Notary サービスが一時的に利用不可能になっていてリクエストを受け取れない可能性があります。インターネット接続が安定かどうか、他のWebページにアクセスできるかどうか確認してください。問題が見つからない場合、後でファイルの公証をやり直してみてください。

    パッケージの受け取りに成功したというメッセージが表示された場合、Acronis Notary サービスが利用可能な状態です。以下の手順でトラブルシューティングを続けてください。

  3. それから、Acronis Managed Machine Service Mini が動作しているかどうかチェックします。動作していない場合、このサービスを開始してからもう一度バックアップを行ってみてください。
    Windows の場合:
    1. [Windows サービス]を開きます([スタート] を押して検索を開き、services.mscと入力し、Enter キーを押します)。
    2. Acronis Managed Machine Service Mini を探します。
    3. このサービスの[状態] 欄をチェックします。「実行中」ではない場合、開始します:

    macOS の場合、簡単なプロセスです:

    1. [ターミナル] を開きます([ファインダー]を開き、[アプリケーション] -> [ユーティリティ] -> [ターミナル] に移動します)。
    2. 以下のコマンドを実行します:
      ps -ax | grep mms_mini
    3. 実行されていない場合、Macを再起動させます。

  4. Acronis Managed Machine Service Mini には接続を受け入れる準備ができていることを確認します。
    Windowsの場合、ポート58091でtelnet コマンドを実行します。詳細な手順は、この記事をご参照ください。
    telnet localhost 58091
    MacOSの場合、ターミナルで以下のコマンドを実行します:
    telnet localhost 58091
  5. atih_services_addonのログをチェックします。
    Windows: %ProgramData%\Acronis\TrueImageHome\Logs
    Mac: /Library/Logs/Acronis
     
    ファイルまたはファイル グループが公証されるたびに、ログに以下のような行が記されるはずです:
    2016-11-21T19:29:32.236 | 2 | 0x001 | 0x0000 | Notarization: processed 3 files

     

    一番最初の欄はタイムスタンプです。ファイルが公証されたが10~20分が経っても証書が生成されない場合は、問題はNotary 側にあります。対象のファイルについて上記のような行がない場合は、問題はAcronis True Image 側にあります。システムレポートを収集し、Acronis カスタマーセンターへお問い合わせください。

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