はじめに
古いバックアップは、バックアップオプションで定義されたルールに従って自動的に削除されます。『ユーザーガイド』の「自動クリーンアップのルール」セクションのローカルバックアップ、およびAcronis Cloudのクリーンアップを参照してください。
プログラムのバックアップメニューのオプションにある従来からの [削除] を使用すると、すべてのバージョンを含め、バックアップが完全に削除されます。
Acronis True Image 2019 for Windowsでは、ローカルバックアップをより細かく制御するための新しいオプション [古いバージョンのクリーンアップ] が導入されました。この機能を使用すると、自動クリーンアップルールを変更したり、適用されるまで待機したりすることなく、選択したバックアップバージョンとその依存関係だけをオンデマンドで削除できます。
Acronis True Image 2021でのクラウドバックアップのクリーンアップの詳細については、Cloudクリーンアップヴィザードの使用方法を参照してください。
解決策
- [バックアップ]セクションで、クリーンアップするバックアップの横にある下矢印アイコンをクリックし、[古いバージョンのクリーンアップ]
をクリックします。
- [バックアップバージョンのクリーンアップ]ウィンドウが開きます
- デフォルトでは、Acronis True Imageは最後のバージョンチェーンを除くすべてのバージョンチェーンを削除するように設定されています。
- 削除する場合は、以下のいづれかの方法があります。
- 最後のバックアップチェーンを除くすべてのバックアップチェーンを選択し、選択内容を変更せずに [削除]をクリックします。
- 特定のバックアップバージョンを選択し、保持するバージョンの横にあるチェックボックスをオフにして、[削除] をクリックします。この場合、依存関係のある増分、および差分バックアップのバージョンも削除対象としてマークされることに注意してください。
- 最後のバックアップチェーンを除くすべてのバックアップチェーンを選択し、選択内容を変更せずに [削除]をクリックします。
クリーンアップの後、一部の補助ファイルがストレージに保存されたままになる場合があります。それらは削除しないでください。
バックアップバージョンの一部が欠落している場合(たとえば、.TIBファイルが、Windowsエクスプローラで削除、名前変更、または移動された場合)、プログラムは、そのファイルの欠落を検出し、破損したレコードとその依存関係の削除を促すメッセージを表示します。
詳細
Acronis Cloudからのバックアップの削除については、こちらから製品のマニュアルを確認してください。